
トラリピって両建てにすれば稼げるんじゃないの?



円安シフトで両建てを推奨している人もいるけど、資金量が少ない人にはデメリットがとても多いよ。
トラリピは、うまく運用すれば、チャート画面を見なくても稼げる安全な投資ですが、まずい運用をしてしまうと、大きな損失を出してしまいます。
まずい運用の例として代表的なものとしては両建てがあげられます。
この記事では、両建てのデメリットと、どのように設定すると両建てになるのかについて解説していきます。
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トラリピでの両建ては稼げる?
トラリピでの両建てで稼ぐためには、かなり的確な相場観が必要で、レンジになりそうかどうか見抜く必要があります。
レンジを見抜くことができれば、両建てならば、同じ変動で2倍稼ぐことが可能です。
しかし、為替相場の予測の精度が悪い場合は、レンジの設定が甘くなることで、売りと買いいずれかで利益が出ても、片方は含み損が増えていき、「このまま戻らなかったらどうしよう」という不安が残ってしまいます。
特に、資金量が少ない場合、両建てを行うのはかなり危険。
トラリピの両建てで稼ぐことは、困難であるといえますね。
トラリピで両建てするメリットはある?
トラリピでは稼げないし、マネースクエア(MONEY SQUARE)も推奨はしておりませんが、両建てのメリット自体は知っておく必要があります。
情報を限定してしまうよりも、知ったうえで自分で考え取捨選択することが大事だからです。
以下3つのメリットを解説していきます。
- レンジ相場で利益を出しやすい
- トラリピのアカウント1つで両建てが可能
- 証拠金は売りか買いのいずれかでいい
レンジ相場で利益を出しやすい
レンジ相場の場合は、同じような場所で上下するため、両建てをした場合、同じ変動で2倍稼げるし、極端にポジションが偏ってリスクが高まることがありません。
レンジ相場を想定できれば、両建ての場合、レンジが続いてる限りは、利益を出しやすいです。
逆に、レンジ相場を見抜けなければ、損失がどんどん膨らんでいくので、しっかりとレンジ相場を見抜ける自信がない人には、両建てをおすすめしません。
トラリピのアカウント1つで両建てが可能
トラリピでは、1つの口座で「両建て」の設定を行うことができます。
両建てを禁止している証券会社もあり、罰則として口座凍結や出金停止もあるので注意が必要です。
トラリピでは両建てを行っても、何の罰則もないので安心して使うことができます。
両建て自体はリスクの高いやり方ですが、うまく使えば利益を多く手にすることができるやり方なので、できるという選択肢があるに越したことはありませんね。
証拠金は売りか買いのいずれかでよい
トラリピで両建てをする場合、証拠金は、「買い」か「売り」のうち、保有しているポジションが多いほうだけが必要となります。
他方のポジションは必要なく、両建ての場合は、片方のポジションのみの証拠金だけ準備すれば行えるという利点があります。
実質的には、片方のポジションのみ保有しているのと同じ状態になるということですね。
トラリピで両建てするデメリット
トラリピでの両建てのデメリットは大きいです。両建てのデメリットを知り、なぜ両建てが推奨されてないのか確認していきましょう。
トラリピで両建てするデメリットを以下4点解説していきます。
- 運用の際にロスカット額が大きくなる
- 含み損が決済されると損失額が大きくなる
- マイナススワップが大きくなり、常に影響を受ける
- レンジ相場でない場合のリスクが高くなる
運用の際にロスカット額が大きくなる
トラリピで大きな損失を出してしまうケースはロスカットが起こってしまうことにあります。
しかし、両建てをした場合、「売り」と「買い」両方にロスカットの危険が起こってしまい、リスクが増えます。
トラリピを運営していくうえで、ロスカットのリスクが増えることは致命的なデメリットです。
マネースクエア(MONEY SQUARE)公式でも、両建てはロスカットリスクが上がってしまうことで警鐘を鳴らしています。



両建てを勧める人気ブロガーもいるよね?



ロスカットしないだけの資金力があるからだね。
公式サイトが注意喚起しているように、資金が少ない人はデメリットの方がはるかに大きいよ。
含み損が決済されると損失額が大きくなる
両建てを行うと、レートが上がれば含み損は減りますが、必ず一方が含み損となってしまいます。
レートが下がった場合も同じことが起こるため、常に含み損が存在し、決済されてしまうと損失額が大きくなってしまうのです。
マイナススワップが大きくなり、常に影響を受ける
トラリピは長期運営を行う前提なので、スワップポイントの影響を受けますが、両建てを行うと、必ずマイナススワップが発生します。
同時にプラススワップも発生しているわけですが、スワップポイントはマイナススワップのほうがプラススワップよりも大きいため、結果的に必ずマイナススワップが発生している状態になるということです。
マイナススワップによって、証拠金維持率も低下してしまいます。
レンジ相場でない場合のリスクが高くなる
相場の7割はレンジですが、残り3割はトレンドです。
しかも不意の要人発言や経済指標の発表、ニュース等によって相場は常に何があるか分からず、レンジだったのに突然が一方向になってしまったということもあります。
自動設定のトラリピでは、最初の設定で相場変動のリスクを想定して設定しなければなりませんが、両建てを行う場合、上に行っても下に行ってもリスクとなり、リスクが2倍になるのです。
事前に相場の変動を読めればいいのですが、読めたとしても自動で売買をしている以上ポジションを保有している状態が普通なので、すぐに調整を行えるものではありません。
両建てをした場合、リスクの拡大を避けることが不可能だということで、かなり不利な状態になるということですね。
両建てはトラリピのメリットを活かせない
両建てでトラリピのメリットを活かすのはかなり難しいです。なぜ両建てではトラリピのメリットが活かせないのでしょうか?
以下2点について詳しく解説していきます。
- 両建てした時のリスクは2倍ではなくそれ以上
- 両建ての損切りありではトラリピのメリットがなくなる
両建てした時のリスクは2倍ではなくそれ以上
確かに両建てした場合リターンを見込むこともできます。
しかし、リターンを増やしたいならば、ポジション数やロット数、取り扱う通貨ペアの数、レバレッジなどを増やせばいいので、両建てにする意味はありません。
一方でリスクの場合は、両建てしたから単純に2倍というわけにはいきません。
両建ての場合、不意の相場の変動の際に、チャートの上下の変動どちらにもリスクがあるということは、助かるケースがかなり少なくなります。
スワップポイントはもっと顕著です。
必ずマイナススワップになるというのは、トラリピを運用すればするほど、稼ぎが減っていくということで、心理的なストレスは計り知れません。
両建ての損切りありではトラリピのメリットがなくなる
両建ての大きなデメリットとしては、レンジを抜けて上下に向かう可能性が、通常のトラリピに比べ2倍以上あるということです。
ショック相場や、通貨の価格の大規模な変動が起こった場合、両建てしていると必ず影響を受けることになります。
トラリピは損切りなしで行うことに強いメリットがあるわけですが、両建ての場合、損切りなしで行うのはリスクが高すぎるのです。
かといって、両建てをしているから損切りありでやろうと考えると、トラリピのメリットを活かせなくなるため両建てはおすすめできません。
トラリピの両建て注文する方法を解説
トレード画面から注文を行います。
ジグザグのマークがレンジ相場を表しており、そこからトラリピの注文を行っていきましょう。
新規の取引で売りの注文を入れる
注文画面に以下の数値を入力します。
- 取引する通貨ペア
- 売買の設定
- レンジの設定
- 1回で注文するポジション量
- レンジの中に設定するトラップの本数
- 利益金額
売買の設定で売りを設定し、進めていきます。
レンジの中に設定するトラップの本数は、多ければ多いほど利益が見込めますが、リスクも高くなるので注意してください。
利益金額は、1度のトラップで狙う利幅です。
設定を終えたら、以下のチェックボタンを必要に応じてチェックします。
- 決済トレール
- ストップロス
- 買いの設定
以上で注文の設定は終了です。
新規の取引で買いの注文を入れる
今回は両建ての設定を行うため、買い注文も同時に行います。
売り注文と基本的な項目は同じです。
売買の設定を今回は「買い」にし、売り注文と同じようにすすめていき、注文を完了させます。
ハーフ&ハーフの戦略を解説
ハーフ&ハーフはマネースクエア(MONEY SQUARE)もおすすめしている設定です。
マネースクエアでは、ここまで説明した両建ての設定よりも、ハーフ&ハーフという設定方法を推奨しています。
以下、ハーフ&ハーフの注文手順を解説していきます。
- レンジの値幅を設定する
- 過去の相場の推移を分析し中央値を割り出す
- 中央値の上の部分で売りの設定を行い、下の部分で買いの設定を行う
以上でハーフ&はハーフを行えます。
ハーフ&ハーフのメリットは、少ない資金と少ないリスクで、大きな成果を手に入れることができる点です。
レンジの予想を正しく行う必要があるため、やや中級者むきではありますが、テクニカル分析を学び、挑戦してみる価値はあるのでぜひやってみてください。
詳しくは、トラリピのハーフ&ハーフ戦略にまとめています。
まとめ:トラリピでは通常の両建てはやめよう
トラリピでの通常の両建てはやめましょう。
マネースクエア(MONEY SQUARE)が公式に推奨しておらず、無駄にリスクが増えるので危険です。
ハーフ&ハーフなどを学び、より安全でリスクのない投資の運用をトラリピで実現させましょう。



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