
トラリピの利益幅ってどのくらいにすればいいの?



資金力やリスク許容度によるけど、一般的な利益幅というものは存在するよ。
FXの自動売買ツールであるトラリピで資産運用する上で、一回の注文でどれくらい利益を出すのか、は気になるところですよね。
トラリピでは、自分に合った利益幅を設定することができます。
トラリピ初心者はどのように利益幅を設定すればいいのか、解説します。
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利用者の評判や口コミ・仕組みは、トラリピの評判・口コミ(ステマなし)にまとめています。
トラリピの利益幅とは何か?
トラリピの利益幅とは、注文から決済までの金額のことです。
以下の項目で詳しく解説します。
- 利益幅の仕組み
- 利益幅を変更することで決済額が変わる
- 売り設定にすると「買い」と「売り」が逆転する
利益幅の仕組み
利益幅というのは、トラリピで注文し決済されるまでの金額の幅のことです。
例えば、1,000通貨でトラリピを運用し、99.400という値で発注したとします。
決済が、100.300の場合、その差0.9円×1,000円で900円の利益になります。
900円という部分が利益幅です。利益幅は一度の注文で決済される金額のことで、狭ければ利確の回数が多く、得られる金額が少なくなり、広ければ利確の回数が少なく、得られる金額は大きくなります。
取引ごとにスプレッドがかかるので、広めの設定の方が若干は有利になります。
利益幅を変更することで決済額が変わる
利益幅は変更することができ、変更することで決済額が変化します。
例えば、1,000通貨でトラリピを運用し、99.400という値で注文を発注したとしましょう。
決済を、100.300ではなく100.000に変えると、600円の利益になります。利益は、600円と下がりますが、代わりに決済される可能性が高くなるのです。
しかし、利益幅を変更しても、必要資金に劇的な変化が起こるわけではないので、初心者はあまり気にする必要はありません。
どうしても気になる場合は、利益幅を変更してバックテストを行えば、実際にトラリピを行わなくても結果が分かるので、試してみるとよいでしょう。
売り設定にすると「買い」と「売り」が逆転する
買い設定の場合は、新規注文が買いになり、買いのポジションを持ち、決済が売りになりポジションを手じまいます。
売り設定の場合は、買い設定の注文とは逆になり、新規注文が売りになり、売りのポジションを持ち、決済が買いになります。
「買い」と「売り」のポジションの違いですが、一番の違いはスワップポイントです。
スワップポイントとは、両国の利率差によって発生し、ポジションを保持していると、お金が増えたり減ったりします。
初心者の場合は、米ドル/円などの通貨ペアごとにプラススワップが「買い」と「売り」のどちらなのかをみて、プラススワップの注文のみ行う人が多いです。
トラリピの利益幅の変更方法
トラリピの利益幅の変更は、トラリピのトレード画面にログインした後、以下の手順で行います。
- 「トラリピ管理表」をクリック
- 変更したい通貨ペアをクリック
- 「変更/取消」をクリック
- 「利益金額変更」をクリック
- 変更したい利益幅に修正し確認をクリック
利益幅は通貨ペアごとに設定でき、通貨ペアごとに最適な設定があると考える投資家も多いです。
初心者の場合は、実績のあるトラリピ上級者がブログ等で公開している設定を、そのまま使うという人も多くいます。
まずは、他の人の設定を使ってトラリピで資産運用し、その後もトラリピの勉強を続けていき自分でカスタマイズできるようになった投資家が、更にトラリピで成功できる傾向があります。
トラリピの利益幅を狭くするとどうなる?
トラリピの利益幅を狭くすることのメリットやデメリットを以下の項目から解説します。
- 決済回数が増加
- 一回の利益が減少
決済回数が増加
トラリピの利益幅を狭くすることで決済回数が増加します。
決済回数の増加は、一方でスプレッドも余分に発生することになるので、注意してください。
利益の確定が早くなるので、ポジションを保有するリスクは減少します。
ポジションを保有するリスクとは、ショック相場等による急激な相場の変動によるロスカットが起こりやすいということです。
しかし、利益幅の狭さ広さにかかわらず、トラリピではポジションを長期保有する前提の運用となるので、ショック相場によるロスカットに対する備えは怠ってはいけません。
トラリピは初心者でも稼ぎやすい投資ではありますが、ショック相場時に損害を被ることが多い方法でもあるのです。
一回の利益が減少
利益幅を狭くすると、一回の決済による利益が減少します。
ポジションを保有する期間も少なくなるので、スワップポイントによる恩恵も受けにくくなります。
一方で、長くポジションを持ちたくなく、直ぐに決済したい場合などは、利益幅の狭さは利点です。例えば、マイナススワップが発生するポジションでもすぐに手放す場合は、損害が小さくなります。
通貨ペアごとに値動きは異なり、トラリピを仕掛けやすいレンジの幅も異なるので、自分で試行錯誤して、長期的に資産運用できる利益幅に調整しましょう。
トラリピの利益幅の変更によるリスクは少ない
トラリピの利益幅を変更してもリスクは少ないです。
トラリピのリスク調整の一番大きな要素は、証拠金の量とポジションの通貨量です。
証拠金がたくさんあり、ポジションの通貨量が少なければ、リスクはかなり軽減されます。
資金面で調整できない場合は、「レンジ幅」「トラップ本数」「ロスカットレート」を考えることが優先されるので、利益幅は適度に設定すれば十分です。
トラリピの利益幅変更によって生じるリスクは、証拠金量とポジションの通貨量の変更によるリスクと比較すると、ほぼ無視できる程度のものなので、もし利益幅を変更したいと考えたなら、積極的に変更してしまっても問題ありません。
トラリピの最適の利益幅は変動する
トラリピの最適の利益幅は、毎年変動します。
とはいえ、初心者は具体的にどのくらいの値幅にしたらいいのか気になるでしょうからで、以下の項目で解説します。
- マネースクエアは狭い利益幅を推奨
- トータルで利益を出す場合は700円~900円ほど
マネースクエアは狭い利益幅を推奨
マネースクエアでは狭い利益幅を推奨していますが、理由としては決済回数の多さによって資産運用を実感してもらいたいからのようです。
トラリピでは、決済されると登録メールアドレス宛にメールが届くので、取引画面を眺めていなくても、決済が行われたという実感が湧きます。
しかし、スプレッドやスワップポイントの関係があるので、利益幅が広い方が若干は有利にはなることは覚えておいた方がいいです。
トータルで利益を出す場合は700円~900円ほど
利益金額を400円ほどに設定すれば、決済回数は多くなり、満足感は得られるかもしれません。
しかし、トータルで利益を大きくするならば、700〜900円ほどの利益金額にするとよいでしょう。
理由は、通貨ペアごとによって差はありますが、700〜900円ほどあれば、どの年でも範囲内に収まっているからです。
その年その年によって最適な利益金額は変わるので、確実とは言えませんが、過去のデータを見る限りでは、利益幅を700〜900円ほどに設定しておけば、大きく利益を取れる可能性が高くなります。
トラリピの利益幅は気にしすぎず適度に設定する
トラリピの利益幅は時期によって最適な設定が異なり、追求していけば利益が上がるかもしれませんが、初心者のうちはあまり気にしすぎずに設定した方がよいです。
なぜなら、利益幅の設定はトラリピを運用する上でのリスク管理にさほど影響をしないからです。
まずは、上級者の設定を参考にしつつ利益幅を設定しましょう。
マネースクエアでは無料で口座を作れて、簡単にトラリピを開始することもできるので、口座をまだ作ってない人は口座を作りトラリピで資産運用してみてはいかがでしょうか?



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