
トラリピを勧める人が増えている印象だけど、リスクはないの?



投資だから当然リスクはあるし、それを低めるための安全運用の設定もあるよ。
トラリピとは、マネースクエア(MONEYSQUARE)が提供する自動売買システムのことで「トラップ・リピート・イフダン」の略です。
トラリピを行っていく上で、追証対策を考えることは避けて通れない道です。
この記事では、追証が発生するショック相場の紹介とトラリピを安全運用できる設定を解説します。
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利用者の評判や口コミ・仕組みは、トラリピの評判・口コミ(ステマなし)にまとめています。
トラリピ最大のリスクは追証
トラリピをやるうえで最大のリスクとなるのは、追証です。
追証が発生すると借金を背負うことになるため、追証に対する対策は必須となります。
追証に関する仕組みを解説し、追証が過去に起こったと思われる5つの出来事を紹介していきます。
強制ロスカットによる追証のしくみ
追証とは、証券会社側の強制ロスカットの決済が間に合わずに、証券口座の資金がマイナスになった場合、投資家側が責任を負うということです。



平たく言えば、借金を背負うってことだね。
追証は国内の法律に基づいた制度で、日本国の方針としては、投資家より証券会社を守るということになっているのです。
「トラリピにおいてロスカットが間に合わないことはあるの?」と思うかもしれませんが、十分にあり得ます。
マネースクエア(MONEYSQUARE)によれば、ロスカットは10秒ごとに判定されているので、10秒以内に相場が変動した場合ロスカットされないのです。



追証が発生したと思われるケースを見ていくよ。
アップルショック (フラッシュ・クラッシュ)
アップルショックは、2019年1月3日に起こったショック相場(フラッシュ・クラッシュ)です。
具体的には、時間にしてわずか5分程度で4円ほどの大暴落が起こりました。
価格が一方方向に進んだ場合、トラリピでは多くのポジションが決済されずに残り、ポジションが多かった場合は追証が出てしまう可能性があります。
アップルショックが起こった原因は、米アップルのティム・クックCEOの発言によるものという見方が強く、そのためアップルショックと呼ばれています。
ただし、正月休みという薄商いだった点と、トラリピのようなAIによる自動売買が流れを加速させたという点が最も重要なポイントです。
トルコリラショック
トルコリラショックは、2018年8月10日、夏枯れ相場と呼ばれる薄商いの8月に発生しました。
わずか8分ほどの間にトルコリラ/円が19円台前半から18円割れまで暴落し、資産の大半を失ったスワップポイント狙いの投資家が多数いたようです。
積みあがる一方のトルコリラ買いポジションを刈り取ろうとする、投機的な動きがあったのではないかという見方があります。



損をする人がいる一方で、儲ける人が必ずいるのが投資の世界だね。
スイスフランショック
スイスフランショックは、米ドル/スイスフランで2,820pips、スイスフラン/日本円で3,947pipsもの変動を起こしたショック相場変動です。
個人投資家だけではなく、有名なイギリスの証券会社も破産してしまうレベルのすさまじい出来事でした。
2015年1月15日にスイス国立銀行が「1ユーロ=1.20スイスフランの上限を廃止」することを発表したことが、スイスフランショックを引き起こした要因とされています。
スイス国立銀行が判断を下すこと自体は予測された出来事だったという見方も強く、ショック相場を回避した投資家も多く存在したとされています。
ユーロ危機
ユーロ危機は、2009年秋から2010年春にかけて起こったユーロの急落を指します。
瞬間的なショック相場ではありませんでしたが、相場が非常に不安定になりました。
EU加盟国であるギリシャが財政上虚偽の報告をしていたことが発覚し、EU全体で回復させようとしたが、更に情勢が悪くなってしまったことが原因です。
ユーロの信頼性が落ち、ユーロの価値が急落してしまったと言われています。
相場が急変しやすい場合、ロスカットが起こりやすく、スプレッド(手数料)の拡大なども頻繁に起こるため、取引は困難です。
現在の情勢をよく判断したうえで、ユーロ絡みの通貨ペアを狙わないなどの工夫が不可欠となります。
リーマンショック
2008年9月15日、アメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ」破綻をきっかけに、多くの実績のある企業が倒産したことが原因となり、世界的な金融危機を迎えました。
リーマンショックにおいて重要なポイントは、投資家は単なる投資の失敗だけではなく、証券会社の投資の失敗にも気をつけなければならないということです。
倒産したFX証券会社に預けたお金が返ってこないということを防ぐためにも、信託保全があるFX証券会社を選ぶことが大切になります。



マネースクエア(MONEYSQUARE)は、証拠金、時価の為替損益、スワップを含んだすべての資産が区分管理され、三井住友銀行に信託されているから安心だね。
トラリピの追証を防ぐ安全な設定
恐ろしいショック相場による相場の変動ですが、トラリピでショック相場による追証を防ぐことは簡単にできます。
主に下記の3つの方法がありますので解説していきますね。
- 損切ルールを作る
- レンジを広く設定する
- 低レバレッジで運用する
損切ルールを作る
強制ロスカットまで耐えてしまうような資産運用はせずに、必ず損切ルールを作ってこまめに損切り注文を入れるようにしましょう。
資金面で考えて損切りルールを設定するのではなく、テクニカル分析を学んで、失敗したポイントに損切り注文をいれるようにしてください。
もう少し耐えればまた返ってくるかもしれないという考えは厳禁です。
必ず設定したルールに従って損切りを行ってください。
気分や感情によってルールを無視して損切りしてしまうと、ルールを設定した意味がなくなってしまいます。
また、正確なデータが取れなくなってしまい、より成果の上がる損切ルールも作れなくなるリスクもあります。
レンジを広く設定する
レンジの範囲を広く設定することで、「追証リスク」をかなりの部分抑えます。
フラッシュ相場は確かに瞬間的に値幅が激変するため危険ではあるのですが、動く値動きの変動幅で考えるとレンジの幅を広くしておけば防げる程度の値動きしかしていません。
基本的には、過去最安値と最高値を参考にして、レンジを設定するといいでしょう。
レンジの上下に近付いてきた場合は、レンジを拡大することも考える必要があります。
ただし、リーマンショック以上の相場の大変動が今後起こらないとも限りません。
過去の相場は過去のものでしかないので、参考にはしたほうがいいのですが、想定通りにいかないのが相場の鉄則なので、過信するのは危険です。
低レバレッジで取引する
トラップがすべて稼働した場合のレバレッジを1倍に近づける形で、証券口座に資金を入れておけば、強制ロスカットはほぼ防げます。
評価損を最大にまで発注した場合にショック相場に対応できる証拠金とレバレッジに設定すればいいということです。
証拠金維持率は個人の場合は一律4%、法人の場合はレバレッジコースによる係数か、一般社団法人金融先物取引業協会が公表する為替リスク想定比率のうち、高い方の値となります。
資産管理を徹底すれば、リスクをほぼなしといったところまで設定することはできます。
しかし、安全面に資金を使いすぎると、資産運用に無駄が生じてしまうという別のリスクも発生するため、様々なリスクを考えてリスク管理してください。
トラリピの追証リスクを回避して運用しよう
トラリピを追証リスクを回避する設定で運用できれば、レートを予想して価格を設定するだけでFX投資ができます。
トレード画面に張り付く時間がない人や、放置で利益を出したい人にピッタリの投資方法です。
トラリピではレポートによるサポートやキャンペーンを頻繁に行っているため、タイミングよく口座を開設してみてください。



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