
トラリピの運用試算表って、何を使えばいいの?



公式の試算表が便利だけど、エクセルで自作するのもアリだよ。
トラリピを行う上でロスカットを調べられる運用試算表は、とても頼りになる心強い味方ですよね。
しかし、計算はエクセルでもできないだろうか、と考える人もいると思います。
なぜなら、エクセルで自作すれば、自由自在に運用試算表をカスタマイズできるため、調べられる項目が大幅に増加するからです。
この記事では、トラリピの運用試算表をエクセルで自作するメリットと、自作の方法について紹介していきます。
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運用試算表をエクセルで自作するメリット
マネースクエアの運用試算表は、口座を開設すれば誰でも使えるツールです。
運用試算表を、エクセルで手間を掛けて自作して使うメリットはなんでしょうか?
以下の3つの項目で解説します。
- 運用試算表とは何か?
- エクセルで運用試算表を作成するメリット
- エクセル以外でおすすめの表計算ソフトを紹介
運用試算表とは何か?
運用試算表とは、トラリピを運用するためには必須だといえる投資戦略ツールです。
トラリピを運用する場合、ロスカットは最大のリスクとなります。
事前に運用試算表を使って、現在の設定ではどの程度のリスクがあるのか、ということを把握しておくことは、とても重要です。
トラリピはロスカットさえ回避できれば、利益を出せる可能性が高い手法です。
運用試算表を使えばリスクが可視化するので、放置していても安心して運用できるようになります。
設定を決めるときには、必ず運用試算表でシミュレーションをし、リスク管理を徹底しましょう。
エクセルで運用試算表を作成するメリット
エクセルで運用試算表を作成する以下の2つのメリットを紹介します。
- マネースクエアの公式サイトにログインしなくても使える
- 細かい設定のシミュレーションができる
マネースクエアの公式サイトにログインしなくても使える
マネースクエアの運用試算表はマネースクエアに口座を開設し、ログインしないと使えません。
エクセルで運用試算表を自作すれば、マネースクエアにログインすることなく、いつでも気軽に使えます。
細かい設定のシミュレーションができる
マネースクエアの運用試算表は、フォームに入力するだけで、誰でも簡単に使えるように作られています。
反面、細かい設定はできなくなっています。
例えば、ポジション量をレートの変動によって変えたい場合などです。
大きく値下がりした場合には、買いの数量を増やす設定にしたいときなどが該当します。
また、複数の通貨ペアを運用している場合や、広いレンジでたくさんのトラップを張りたい場合などにも、専用のエクセルシートを準備した方が、リスクの把握がしやすいでしょう。
エクセル以外でおすすめの表計算ソフトを紹介
エクセルは代表的な表計算ソフトで、法人向けPCなどには必ずといって良いほど搭載されています。
しかし、個人向けPCには、搭載されていない場合もあります。
運用試算表は、無料で使える他の表計算ソフトでも作成が可能なので、安心してください。
オープンオフィス
無料で公開されているオフィスソフトです。
エクセルとは少し使い勝手に違いがありますが、できることは基本的に一緒なので、運用試算表の自作におすすめです。
URL:https://www.openoffice.org/ja/
Googleスプレッドシート
Googleアカウントがあれば、誰でも無料で使えるアプリケーションで、Web上で動作するためダウンロードやインストールは必要ありません。
アカウントを作成し、Googleの検索ページからログインすれば使えます。
エクセルと違い自動保存されるので、うっかり保存せずに閉じてしまった場合や、PCのフリーズなどでデータが巻き戻ることがなく便利です。
運用試算表の自作方法
エクセルで自作しても良いですが、エクセルがない人のために無料のフリーツールである、オープンオフィスを使った自作方法を以下の項目から解説します。
- 列に運用試算表の項目を入力
- 仮の設定を入力
- 各項目の計算式を入力
- 計算式をトラップ本数分コピー
- 各情報の計算式を入力
列に運用試算表の項目を入力
エクセルまたはオープンオフィスの表計算ソフトを開き、計算したい項目を入力します。
マネースクエアの運用試算表に準じた名前にしておくと分かりやすくなりますね。
以下、項目と内容について紹介します。
セル | セルの内容 | 内容の説明 |
---|---|---|
A1 | 本数 | レンジ内に仕掛けるトラップの本数 |
B1 | 仕掛け値 | 実際に発注するレート |
C1 | 最低仕掛け値 | レンジ内の最低のレート |
D1 | 通過料 | ポジション1本あたりの通貨量 |
E1 | 必要証拠金 | トラップ1本あたりの必要証拠金 |
F1 | 最大含み損 | トラップが全て成立した時点での1本あたりの含み損 |
G1 | 必要資金 | 必要資金の合計 |
H1 | 総資産 | 自分が用意できる資金 |
I1 | 猶予 | トラップが全て成立した時点からロスカットまでの猶予 |
J1 | ロスカットレート | 証拠金維持率100%になるレート |
仮の設定を入力
計算式が機能するのか確認するために、実際に調べたいトラリピの設定を入力します。
今回は、以下の設定を試します。
- 通貨ペア:南アフリカランド/円
- 運用予定額:3,200,000円
- 仕掛けるレンジ幅:6.5円~9円
- レンジ内に仕掛けるトラップ本数:26本
- 1本あたりの通貨量:7万通貨
- 1回のリピート注文で狙う利益:7000円
- ストップロス設定:なし
具体的な手順としては、次のとおりです。
- A列の本数の行ごとに1~26までの数字を入力
- B列の仕掛け値の行ごとに9~6.5までの数字を0.1刻みで入力
- C列の最低仕掛け値の行の全てに6.5を入力
- D列の通貨量の行の全てに70,000を入力
各項目の計算式を入力
仮の設定を入力し終えたら計算式を入れ、ちゃんと機能するか確かめましょう。
E2セルに「=B2*D2*0.04」の入力を行います。
この計算式は、B2の実際に発注するレート×D2の通貨量×レバレッジ25倍で運用するための証拠金、という意味です。
F2セルには「=(C2-B2)*D2」と入力します。
仕掛けたレートから下がった差額を算出した後、D2の通貨量で掛け合わせた金額を割り出す計算式です。
E2とF2の計算式は、トラップ本数分をドラッグすれば、全ての行で計算式が入力されます。
各情報の計算式を入力
残りの計算式についても、以下の手順で入力しましょう。
D28セルにオートSUM関数を入れ、D2~D27セルをドラッグして選択
手順1と同様にオートSUM関数でE28・F28セルをそれぞれ埋める
G28セルに式「=E28-F28」を入力
H28セルに総資産額を入れる
I28セルに「=(H28-G28)/D28」と入力
猶予=(総資産-必要資産の合計)÷ポジションの合計
J28セルに「= C28-I28」と入れる
ロスカット=最低仕掛け値-猶予
以上で全ての設定が終了です。
トラリピで必要な運用試算表はエクセルで簡単に作成できる
トラリピで必要な運用試算表はエクセルで簡単に作成できますし、無料のフリーツールであるオープンオフィスを使っても良いです。
追加で調べたい項目があれば、任意に設定することもできるので、とても便利ですね。
マネースクエアの口座開設は無料なので、しっかりと運用試算表で知りたいデータを調べた後は、実際にトラリピを運用してみましょう。



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