
トライオートFXで大損するのってどんなとき?



一般的なFX取引と比較すると安全だけど、やり方を間違えると損するリスクはあるね。
トライオートFXの自動売買は、セレクトの存在により初心者でも安全で稼ぎやすい投資ではありますが、最低限の知識がないと大損する可能性がかなり高くなります。
特に怖いのが、自動売買ではポジションの長期保有を前提としているので、ショック相場による影響が起こりやすいというところです。
この記事ではトライオートFXの大損の可能性と、初心者が実践すべき対策を解説します。
トライオートFXで稼げない理由とは?
トライオートFXは優秀な自動売買ツールですが、誤って使うと稼げなくなる可能性があります。
トライオートFXで稼げない理由について以下の項目で解説します。
- 通貨ペア選びのミス
- スワッパー運用の危険性
- 資金管理とリスク管理について
- 短期で稼ごうとする
通貨ペア選びのミス
自動売買のコツは、レンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶことです。
値動きが出てトレンドから利益をとる裁量トレードと自動売買とでは明確に違います。
おすすめの通貨ペアは、豪ドル/NZドルです。値動きが安定しており、レンジ相場を形成しやすいからです。
最も豪ドル/NZドルで利益を出しやすいのはトライオートFXのセレクトであるコアレンジャーですが、リスクと証拠金を抑えたハーフのプログラムも勧めます。
米ドル/円や豪ドル/円などの先進国通貨同士のペアも、レンジ相場が形成されやすく、トライオートFXでの運用に向いています。
スワッパー運用の危険性
スワッパーとは、トライオートFXが用意しているプログラムであるセレクトの一つです。
トルコリラ/円や南アフリカランド/円などの高金利通貨である新興国通貨ペアを対象に、スワップポイントを重視したシステムとなっています。
スワップポイントは、ポジションを保有していれば毎日お金がもらえるので、放置してお金を稼ぎたい投資家には向いていますが、相場の変動が激しくロスカットの危険性も高いので、多くの投資家はスワッパーよりも先進国通貨ペアでのコアレンジャーかハーフを選択しています。
資金管理とリスク管理について
設定が完璧であったとしても、資金管理を徹底しないと含み損を抱えてロスカットされ大損してしまう危険性が高まります。
運用資金は余裕を持ち、証拠金の最大ぎりぎりまでの運用は行わず、10万円のプログラムを運用したい場合は、3倍の30万円で運用することを勧めます。
理由は、ショック相場のような不意の相場の急激な変動に備えるためです。
短期で稼ごうとする
裁量トレードの場合、短期で稼ぐことが多く、損切りを設定し、値動きを予想して、取引を行います。
自動売買は長期で利益を上げる前提で運用されるので、損切りは行わず、含み損はそのままにしている投資家が多いです。
2〜3年かけて、元手を回収することを前提に運用し、年利10%〜20%程度の利益を上げる投資家が多いです。
裁量トレードと比較した利点としては、裁量トレードよりも簡単に稼ぐことができ、放置するだけで運用できる点となります。
トライオートFXの大損に対する対策
トライオートFXの自動売買の性質を理解すれば、大損への対策をとることは十分可能です。
以下の項目から、トライオートFXの大損に対する対策を解説します。
- プログラムの徹底管理
- リスクを抑えて余裕のある運用
- 通貨ペアやプログラムの複数選択でリスク管理
- 損切設定も検討する
- 暴落のタイミングでは手動でポジションを決済
- 感情的に自動売買に介入しない
プログラムの徹底管理
トライオートFXの自動売買は放置を前提に設定するのですが、完全に放置してしまうと、プログラムが予想通り機能せずに収益を上げられない可能性があります。
頻繁にプログラムを変えるのはお勧めできませんが、週に1度程度、プログラムをチェックし、どの程度機能しているか確認しておきましょう。
プログラムがあまり機能していないという場合は、原因を考えて、より最適なプログラムになるような設定を探します。
自動売買は長期の期間をかける投資だけに、設定は慎重に行う必要があります。
リスクを抑えて余裕のある運用
自動売買は裁量トレードと比べて利益が出やすいです。設定をすでに成功しているものと同じにするので、うまくいきやすいのです。
成功しているデータは過去のある時点でのデータではあるのですが、相場にも法則性はあり、法則性自体が変わる事はあまりないのである程度の保証はあり、過去の成功が現在でも通用し実際に稼げているという報告をSNS等で発信している投資家はたくさんいます。
しかし、ショック相場や相場の大きな変動が起こった時に、負けやすいのも自動売買の特徴です。
少ない資金で稼ぎたい気持ちになるところですが、余裕のある資金でリスクを抑えて運用しましょう。
トライオートFXでは、最小の通貨単位として1,000通貨から運用できるので、まずは1,000通貨から運用してみましょう。
通貨ペアやプログラムの複数選択でリスク管理
自動売買では、1つの通貨ペアを運用するよりも、複数の通貨ペアを運用することが奨励されます。
1つの通貨ペアに集中すると、相場が大きく変動した際に損をしやすいからです。
複数の通貨ペアを選ぶ場合は、関連性の薄いものを選ぶ投資家が多いですが、トライオートFXならば、セレクトの1つであるハイブリッドを選べば、最適な通貨ペアを自動的に選択してくれるので、よく分からない初心者の方はハイブリッドを利用しましょう。
損切設定も検討する
通常は、自動売買では損切設定を行いませんが、価格を予想して、これ以上レンジの幅が広がることがないと判断した場合は損切設定を行い、不意の相場の変動に対して備える方法もあります。
とはいえ、相場にはオーバーシュートなどの突発的な行き過ぎた変動も起こるので、損切設定を行うのはかなり上級者向けの設定とは言えます。
損切設定は、トライオートFXで自動売買を運用していく上で、知識が身についてきたら行うというくらいでないと逆に損をしてしまうので注意は必要です。
暴落のタイミングでは手動でポジションを決済
経済指標や要人発言、政治経済ニュースなどの要因で相場が急激に変動することがあります。
自動売買では基本的に相場の急激な変動に対応できないので、放っておくと含み損が拡大してしまいます。
暴落が起こった際には、手動に切り替えて自ら操作を行い、急場に対処するようにしましょう。
手動でいつまでも運用していると収益率が落ちる可能性が高いので、暴落が収まったら手動操作を完了させ、自動に切り替えてプログラムに任せるようにします。
感情的に自動売買に介入しない
裁量トレードの負けパターンのほとんどが感情によって自分のルールを厳守できないことです。
自動売買の利点は、チャートを見続ける必要がないので感情に左右されにくいことです。
設定を確信が持てるまで作りこんだら、もうチャートは見ないというやり方が成功の秘訣です。
自分の設定したプログラムを信じて、成果の記録をするにとどめ、大幅に変更するのはある程度の時間をおいてからにしましょう。
感情的になって、直ぐに自動売買に介入してしまうと収益が上がらなくなってしまいます。
自動売買ソフトの詐欺には注意
トライオートFXのようなメジャーで信頼性の高い自動売買ツールの場合は心配いりませんが、FXの自動売買ソフトには詐欺業者によるものがたくさんあり、そういったソフトに手を出してしまうと、大損する可能性はかなり高くなります。
トライオートFXと比べてどれだけ条件が良くて儲かりそうだと思っても、美味しい自動売買ソフトの話には乗らないようにしましょう。
他にもFXのサロンや商材等がありますが、そういったものは無視しましょう。
トライオートFXには初心者向けに最初から設定が行われているセレクトがあるので、セレクトを利用し、既に成功している投資家を参考に運用することを勧めます。
トライオートFXの自動売買の利点
トライオートFXの自動売買の利点はたくさんあり、うまく長所を活かせば、投資の効率は向上し、大損する可能性は低くなります。
トライオートFXの自動売買の利点について以下の項目で解説します。
- チャートに張り付く必要がない
- レンジ相場で収益を上げることが可能
- 感情の介入がない
- セレクトを選ぶだけで運用を開始できる
- ビルダーにより独自の設定も作成可能
- シミュレーションでロスカットに対策できる
チャートに張り付く必要がない
トライオートFXでは、一度設定してしまえばプログラムが自動で稼いでくれるので、チャートに張り付く必要がありません。
お金を働かせてお金を稼ぐという投資の利点を活かせるのがトライオートFXの自動売買です。
裁量トレードのように、うまくいけば大きく稼げるけれど時間もとられ負ける可能性も高い投資と比べて、トライオートFXの自動売買の場合は24時間、普段の生活を維持したまま投資を行い、将来に向けてコツコツ資金を増やせるというメリットがあります。
もちろん、自動売買をしつつFXの裁量トレードやほかの投資、仕事を行う事もできます。
時間的な損失を防ぎやすいというのが、トライオートFXの良いところですね。
レンジ相場で収益を上げることが可能
FXの相場の7割はレンジで3割はトレンドと言われており、トレンドを狙う裁量の場合、相場の3割しかエントリーチャンスがありません。
しかも、目視によって行わないといけないので、タイミングが悪ければチャンスを逃すデメリットがあります。
一方、トライオートFXの自動売買では、相場の7割のレンジをエントリーチャンスに変える仕組みになっています。機会損失を防ぐことができるということですね。
値動きではなく価格で判断して注文を行うのも自動売買の特徴です。値動きを読むためにはかなり勉強しなければならないので、自動売買の運用を投資のメインに行うと、相場に対しての勉強時間の節約にもなります。
セレクトを選ぶだけで運用を開始できる
トライオートFXでは、FXに関する知識が全くなくても、投資を始めることができます。
トライオートFXがあらかじめ用意したプログラムであるセレクトがあるからです。
よくFXで大損をしたという報告の口コミがありますが、トライオートFXのセレクトで運用すれば、自分の知識に頼った運用ではなく、実績があるプログラムをそのまま使用できるので、大損する可能性はかなり低くなります。
初めのうちはセレクトのハーフで運用すれば、コアレンジャーより証拠金もリスクも少なくて済むので、まずはハーフで運用し、次にコアレンジャー、そしてハイブリッドという順番で運用する投資家が多いです。
感情の介入がない
前にも述べたように、裁量トレードで負ける理由の多くが相場の変動に感情的になって、負けを取り戻そうと無理な売買をして損失を拡大させてしまうことです。
自動売買ではチャートを見続ける必要はなく、長期運用を前提としているのでこうしたことは起こりにくいのです。
投資に重要なことは、自分のルールを厳守することで、仮説を立て実験・検証を行う事であり、その為には、感情的になって一時の衝動で取引を行ってはいけません。
トライオートFXでは、予め用意されたプログラムを使い、設定も他の成功している投資家を参考にできるので、感情が入る余地が少なくなります。
ビルダーにより独自の設定も作成可能
ビルダーは、自分だけのオリジナルの自動売買を作成できる機能です。カスタム性が高く、自動売買セレクトなどの既存ロジックのアレンジもできます。
セレクトを運用していく中で、自動売買に対する勉強や研究が進み、自分で設定を行いたいという人でも、トライオートFXならば実現可能です。
トライオートFXは初心者向けの自動売買だから、上級者になったら使う必要がないというようにはなりません。
他の自動売買サービスを探していざ運用しても勝手が違い大損する可能性もあります。
トライオートFXは、慣れたサービスで初心者から上級者まで安心して運用することができる点が魅力的ですね。
シミュレーションでロスカットに対策できる
トライオートFXにはデモトレードはありませんが、設定に対してのシミュレーションを行う機能があり、大損する可能性を予測することができます。
過去のショック相場を超えるショック相場が起こればやはり大損してしまう可能性はありますが、通貨ペアの分散やプログラムの分散などを利用し各々シミュレーションしておくことで、どのようなショック相場が来ても耐えられる条件を想定できるのです。
自動売買は長期的な戦いになるので、直ぐに運用せずに、じっくりシミュレーションして安定した勝率の成績を出せてから開始する投資家もたくさんいます。
トライオートFXの自動売買は注意深く運用すれば稼げる
トライオートFXでも大損する可能性はありますが、初心者でも大損することが少なく運用できるセレクトがあるので、まずはセレクトで証拠金を推奨証拠金よりも多めにして、2〜3倍の低いレバレッジで運用することを目的にしましょう。
実際にトライオートFXで自動売買を経験していけば、自動売買の何が危険でどういったリスクがあるのかも分析できるようになります。
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